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インターネットの普及に伴い、多くの企業が企業広告の手段としてインターネット広告を扱うようになりました。2020年の調査によると、インターネット広告費は2兆2,290億円(前年比105.9%)と成長を続け、広告費全体の36.2%の市場を占めるようになったそうです。
そんな広がりを見せるインターネット広告ですが、興味のない広告を閉じようとした際に以下のような場面に出くわした経験はありませんか?
- 閉じる✖ボタンやスキップアイコンが小さすぎて押せない
- ボタンの位置がわからない
- バツが重なっていてわかりづらい
このようなデザインもダークパターンのひとつです。今回は思わずイライラしてしまうような閉じるボタンの事例をいくつかご紹介します。ダークパターンについては、まとめ記事「消費者を騙すダークパターンとは?」を丸ごと解説も参考にしてください。
閉じるボタンの事例
■閉じるボタンがない?よくみると・・・
ボタンは白い網の下に隠れるように配置されています。
■どっちが本物?
紛らわしい2つのボタン。どちらが本物でしょうか・・・
■フェイク(偽物ボタン)
本物と重なるようにフェイクボタンがおかれています。
■そもそもボタンが押せない
ユーザーにとって×ボタンが押しにくい設計になっています。
ダークパターン最新情報
ユーザーからのクレームや法令違反を招くダークパターンを回避しよう
まとめ
今回は、私たちの日常に潜むインターネット広告のダーククパターン「閉じるボタン」の事例をいくつかご紹介しました。いくらユーザーを引き留めようとも製品やサービスに満足しない限り、ユーザーの離脱は避けられません。ユーザビリティを向上することで、結果的にユーザーの信頼を勝ち取りコンバージョン率アップに繋がるでしょう。
企業ができる2つの具体的な対策+無料相談のご案内
①自社サイトのチェック
今回ご紹介したような「閉じられない広告」や「紛らわしいボタン配置」は、知らず知らずのうちに自社サイトにも紛れている可能性があります。WebサイトやアプリのUI/UXを見直し、ユーザーにとってわかりやすく信頼される設計になっているかを確認しましょう。
透明性の高い設計は、顧客の信頼を獲得し、長期的なリピートや売上向上につながります。
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②ダークパターン研修の実施
マーケティング施策の一環として、広告やバナー制作に関わる担当者が、ダークパターンを理解し、ユーザーに信頼される設計手法を学ぶことが急務です。最新の法規制とともに、売上とのバランスを取るための実践的な知識をE-learningで身につけましょう。
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③「ダークパターンを回避しつつ売上を伸ばす方法」の無料相談
「自社の広告表現は大丈夫だろうか…」と不安を感じた方は、まずは無料で専門家に相談してみてください。炎上や離脱を未然に防ぐUI設計・改善のヒントが得られます。透明性ある運用が、企業の信頼性とブランド力を高める第一歩です。
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