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インターネットの普及に伴い、多くの企業が企業広告の手段としてインターネット広告を扱うようになりました。2020年の調査によると、インターネット広告費は2兆2,290億円(前年比105.9%)と成長を続け、広告費全体の36.2%の市場を占めるようになったそうです。
そんな広がりを見せるインターネット広告ですが、興味のない広告を閉じようとした際に以下のような場面に出くわした経験はありませんか?
- 閉じる✖ボタンやスキップアイコンが小さすぎて押せない
- ボタンの位置がわからない
- バツが重なっていてわかりづらい
私の最近のスマホで使いにくいところ1例。
— ぱるる🍠 (@paruru_103) February 4, 2025
閉じるボタンなどが小さくて押せない🙂
自動再生広告を消そうと思っても、閉じるボタンが小さくて押せなくて必ず広告を踏んでしまう😇…
このようなデザインもダークパターンのひとつです。今回は思わずイライラしてしまうような閉じるボタンの事例をいくつかご紹介します。ダークパターンについては、まとめ記事「消費者を騙すダークパターンとは?」を丸ごと解説も参考にしてください。
閉じるボタンの事例
■閉じるボタンがない?よくみると・・・
ボタンは白い網の下に隠れるように配置されています。
■どっちが本物?
紛らわしい2つのボタン。どちらが本物でしょうか・・・
■フェイク(偽物ボタン)
本物と重なるようにフェイクボタンがおかれています。
■そもそもボタンが押せない
ユーザーにとって×ボタンが押しにくい設計になっています。
このお知らせ、スクロールできないから閉じるボタンも押せないしアプリ終了するしかなくなるのでやめてほしい… pic.twitter.com/fkRi8mV869
— ぜっか (@fu_mi_ZEKKA) February 1, 2025
ダークパターン最新情報
ユーザーからのクレームや法令違反を招くダークパターンを回避しよう
まとめ
今回は、私たちの日常に潜むインターネット広告のダーククパターン「閉じるボタン」の事例をいくつかご紹介しました。いくらユーザーを引き留めようとも製品やサービスに満足しない限り、ユーザーの離脱は避けられません。ユーザビリティを向上することで、結果的にユーザーの信頼を勝ち取りコンバージョン率アップに繋がるでしょう。
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■ダークパターンを回避して、消費者からの不信感を回避しましょう。
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