ダークパターン【視覚的干渉】とは?Twitterで話題の事例4選

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突然ですが、あなたはこのような場面に遭遇した経験はありませんか?

恐らく心当たりのある方はとても多いのではないでしょうか。

「希望しない選択肢を誤ってクリックしてしまった・・・」
「解約したいのに、継続するボタンが目立ってイライラする」

中には、このような体験をされた方も多いかもしれません。

全てサービス提供側が使用した、ダークパターン【視覚的干渉】によって起こるケースです。
そこで今回は、Twitterで話題になった視覚的干渉の事例を4つご紹介します。

ダークパターン人気のTwitterツイート集でも反響があったツイート事例です。
知っておくと対策にもつながるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事では以下の内容を解説します↓↓

ダークパターン【視覚的干渉】とは?

ダークパターン【視覚的干渉】とは、ビジュアルデザインを使って、ユーザーを恣意的に特定の選択肢に誘導したり、遠ざけたりする行為です。


よくある事例として、サブスクの解約手続き時に「サービスを続ける」ボタンを目立たせて、ユーザーのクリックを誘発させようとするケースがあります。

要は、相手に選ばせたい選択肢は、目立つ色や大きなサイズのボタンで提示して
そうでないものは目立たない低コントラストの色で、小さく表示すること
です。

なぜ企業側は、視覚的干渉を利用するのでしょうか?

それは、企業側にとって好ましい選択肢を選ばせたい&企業側にとって好ましくない選択肢を遠ざけたいという思惑があるからです

ダークパターン【視覚的干渉】Twitterで話題の事例4選

続いて、Twitterで話題になったダークパターン【視覚的干渉】の事例を4つご紹介します。

【事例①】DAZNの退会手続き


退会手続中に、何度も「このままサービスを利用する」ボタンを目立たせてくる例です。

ユーザーを苛立たせて、顧客を失うことになってしまったのではないでしょうか。

【事例②】Yahoo雨雲レーダー時間設定


雨雲レーダーの時間設定の範囲を広げるのに、ログインを求める設計になっています。

何故、ログインが必要なのでしょうか?

【事例③】サブスクの解約手続き


DAZNの例と同じように、解約手続き中に、サービスを継続させようとする狙いがあるのでしょう。

最後にネガティブなイメージを与えてしまう結果に・・・

【事例④】ソフトバンクのMNP転出手続き


ページが遷移する度に、何度も「再検討する」選択肢が表示されるケースです。

「絶対解約させない」のように、ユーザーに捉えられてしまっています。

ダークパターン【視覚的干渉】にどう対応すべきか?

【視覚的干渉】に遭遇してしまった場合は
・目立つ色、大きなサイズのボタンで提示されている選択肢にしっかりと目を通す
・自分が本当に希望しているのは何か?考えてみる

解約が出来ない場合は、消費者庁や最寄りの消費生活センターへ問い合わせを

このような対応が、自分の身を守ることにつながります。

まとめ

今回はダークパターン【視覚的干渉】Twitterで話題の事例4選についてご紹介しました。

SNS上で話題になった多くのユーザーの声などがきっかけに、視覚的干渉への取り締まりが強化されていくことも予想されます。
しかし、ビジネスにおいて少しでも多くの顧客を増やし、利益を最優先に考えることは至極当然のことです。そのため、クライアントや組織内の上層部からの圧力で、ダークパターンを使わざるを得ないことも多いと予測されます。

顧客からの信頼と長期的な売上を失う前に、企業全体でユーザー目線のビジネス展開をすることが成功への第一歩となるでしょう。



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