クリックベイトとは?その意味と危険性を解説。

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自身のサイト、 記事や動画への流入数を意識するあまり、意図的によりインパクトのあるタイトルをつけてしまうことはありませんか?

全く悪気がなく、ただユーザーの興味を引くためだけにとったこの行為が、 「ダークパターン」(ユーザーが無意識に不利な行動を取るように設計された、悪意のあるデザインのこと)となり、 逆効果をもたらすことがあるのです。 それがクリックベイト (英語: Clickbait) と呼ばれているものです。 クリック(Click)は、その名のとおりマウスのボタンを押すクリックで、 ベイト(bait)は餌や誘惑、オトリという意味です。 2つの意味を合わせると、クリックするための餌やオトリという意味になります。

つまり、読者にクリックさせるために、 ギリギリの表現であるタイトルやサムネイルを餌やオトリのように設置していることが語源です。 日本語では「釣りタイトル」「釣り広告」という表現も使われます。

参考:https://www.switchitmaker2.com/seo/quickbait

クリックベイトをする理由とは?

ではどうして、人はクリックベイトをしてしまうのでしょうか。

答えは簡単、お金のため

コンテンツはクリックされたときに、YouTubeなどでは動画が再生されたときに広告費が発生することから、クリックベイトは広告収入を得るために使用されます。

日々増え続けるコンテンツの中で、視聴者の注意を引くためには、魅力的なタイトルが必要不可欠です。

しかしこのように数字だけを追い始めると、ダークパターンに陥ってしまい、結果的にユーザーの信頼を失うことにつながります

また、ユーザーによっては、クリックベイトを利用したコンテンツを鵜呑みにし、誤った情報を拡散してしまう可能性があり、拡散した本人は非難の的になるといった、読者に害まで生じることもあるのです。
参考:https://www.switchitmaker2.com/seo/quickbait

クリックベイトを避ける方法

ではクリックベイトを避ける方法はあるのでしょうか。
方法は2つ。

1、タイトルと内容との相違をなくす
2、タイトルに結論を記載する

 
1、タイトルと内容との相違をなくす
ユーザーはタイトルを見て、自分にとって有益な情報が得られると考えてクリックしますが、コンテンツの内容がタイトルと異なる場合、ユーザーは失望し、結果的にはクリックベイトと見なされます。逆に、コンテンツの内容がタイトルと一致している場合、つまり期待通りの内容であれば、クリックベイトとは見なされません。

2、タイトルに結論を記載する
クリックベイトを利用しているコンテンツは、読み進めてもなかなか結論に触れず、ユーザーの不満を生みます。しかしコンテンツの結論をタイトルに入れてしまえば、コンテンツの内容とも合致し、クリックベイトにもなることはありません。

参考:https://www.switchitmaker2.com/seo/quickbait/

SNS上のクリックベイト

「クリックベイト」や「釣りタイトル」といった表現はSNSユーザにも浸透しています。そして、多くの人が「うざい」と嫌悪感を抱いています。 読んでから「釣られた…」と気づいて悔しがる人、自虐的にネタにする人、「どうせ釣りだろ…」とコンテンツを避ける人など様々です。

まとめ

クリックベイトは、ウェブ上でよく見られるダークパターンの手法です。

誇張した魅力的なタイトルなどを使用して、ユーザーを引き付け、コンテンツを閲覧させることを目的としています。 情報提供者にとっては一時的な利益をもたらすかもしれませんが、信頼性に欠けるため、ユーザーとの長期的な信頼を築くことはできません。

正確で関連性の高い見出しやコンテンツを提供することが、読者の信頼を維持する上で重要であることを忘れてはいけません。

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